永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
驚きと恐怖で動けないあたしは、ぎゅっと目をつぶるしかなかった。




痛みを覚悟して歯を食いしばった直後、誰かがあたしをふわりと包み込んだ。



驚いて目を開けると腕から血を流して立っている優くんがいた。




「優くん!?」
「優!?」



あたしと凜ちゃんが、はもった。






ここで目が覚めた。



窓の外は、もう暗かった。



「あー。夢か。」



そうつぶやくと、座ってたあたしの足にしずくが垂れてきた。


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