永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
すごく温かいしずくは、あたしの涙だった。



それからは何分泣いたかわからない。




止まらない涙をずっと流し続けた。





圭人がこの場所に帰ってきたから、忘れてしまっていた。




"あたしの笑顔は周りを不幸にする。"





だから、あたしは笑ってはいけない。


もう、誰も不幸にしたくない。





凜ちゃんがあたしの前から、いなくなった数日後。



何とか、軽傷で済んだ優くんが



「彩ごめんね。大好きだったよ。」



と言って引っ越してしまった。


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