永遠の愛をキミに~星空を見つめて~
「うっ、うん。」



着てみたけど、やっぱり似合わなくて。



「宇宙。やっぱ似合わない。」



「何言ってんの?ちょー似合ってる。それ、あげる。」



「ちょ、ちょっと待って。こんな服高そう。ムリムリ。」



「大丈夫。ここ、オレのお母さんのお店だから。」



「えーーー。宇宙のお母さんって、お洋服屋さんで働いてるの?」



「うん。社長。」




「嘘っ!すごっ。」




笑って、服をくれた宇宙。



そんな優しさが凄く好き。

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