Christmas Love Letter 〜君を忘れる物語〜
Merry Christmas
プロローグ
今日は12月24日、そう世界中のみんなが待ちに待ったクリスマスイブ。
私、種島 桃はいつも通り家族の誰よりも早く起きて 日課である新聞取りのために寒い外に出てポストを開けた。
そこにはもちろん新聞が入っている。でももう1つ、そこには綺麗な赤い封筒に入った『from Momo』と書いてあるポストカードが入っ
ていた。まだ家族が寝ているから静かにリビングに新聞を置くと、外に行って冷たくなったピンク色の足でペタペタと2階の自分の部屋
に戻る。ドアを閉めて鍵をかけると私は、1度封筒を置いてルームシューズを履いた。