さくらの檻の中で。(仮)



それから
隣のねーねー攻撃は無視して
放課後。


「なぎ〜部活行っくよー……

ってあれ?隣いたっけ?」


彩音が教室まで迎えに来てくれた。


「あっ!朝の!」

「…?」

朝のって言っても
本人は何のことだかわからないらしい。

「朝、職員玄関の前で
雀と闘ってなかった?」


「…闘って……はなかったかな。
激突されたけど」


「あはは!そうそう!
なぎのクラスの転校生て
君のことだったんだね〜」

「五十嵐滉です」

「あたし土屋彩音!
よろしくね〜」


…なんか仲良くなってるし。

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