【完】私の世界はキミの色〜甘酸っぱい恋〜
もしかしたら、ハル⁉︎
そんな期待を裏切り肩を叩いたのは
「あっ!あの時の!」
私が泣いてた時、慰めてくれた人だった。
「三月ちゃん俺の名前知らないっけ?」
「へ?あっはい!」
「って言うか、なぜ敬語?同い年だし、隣のクラスだし…。」
「え〜!」
「俺は相津 夏輝(あいづ なつき)。ヨロシク」
「よ、ろしく?」
「なんで疑問系?」
「なんとなく?」
前もそうだったけど、この相津くんのお陰で場が和むと言うか。
私の暗かった空気はどこかへ消えていった。
というか、なんでこういう時に登場すんだろうこの人。
なんて心の中で思ってみたり