【完】私の世界はキミの色〜甘酸っぱい恋〜
私、堺三月は本日をもってハルの事を忘れました。
なんてみせかけに過ぎない。
本当は好き。
でも、好きじゃない。
ハルが言ってくれた事、嘘だって分かってても胸に刺さった。
本当に大好きだったんだなって思った。
でも、それは…過去。
今は恋をしてないけどいつかできるし。
だって私、ハルに振られた時涙出なかった。
『泣き虫』
なのにね。
ハルとあった事で傷つきすぎて強くなったのかも。
なんてね。
ハルの事、いくら悪い事でも考えてちゃダメだ。
違う事、違う事〜。
あっ!
あった…。
華桜の事。
どうしよう!
今華桜と居たら、ハルの事考えちゃうし。
華桜にひどい事言っちゃうかもだし…。
私が華桜になれたらな、
とか、今華桜と居ないのに思ってるし。
という事は、華桜と居たら
僻んじゃうよ‼︎