君が世界で一番幸せになりますように。
夏
夏になり、みんな衣替えの季節。
「あっちー」って言いながら、白シャツのボタンをはずす君がかっこよくて。
ああ、もう一回、夏服の君が見たいな。なーんて。
爽やかな夏の休日。
友達から送られてきたLINEの連絡先。
そこには君の名前が書いてあった。
「これなに?」
「あいつのLINE!してみたら?このままじゃ何も進展ないだろうし」
君にLINEするのは2日もかかった。
緊張して文字が打てない、トークルームすら開けない。
恋したらこんな感じなんだって、初めてこんなにもドキドキした。