恋したら裏切りですか?〜甘い香りに誘われてⅢ
恋なの?
「それは、恋よ。都は、その男に恋しちゃってるのよ」
急きょ、葵さんが休日出勤になった土曜日の午後、私は元同期の三奈とランチをしている。
これまでの出来事と、私の気持ちを三奈に話すと、きっぱりと言われる。
「えっ?こ…恋って……
私には、葵さんがいるのよ?」
まさかの返しに、タジッとなりながら、
何とか言葉を絞り出す。
「そんなこと。恋人がいようと、旦那がいようと、恋って、突然落ちるものでしょ?」
食後の紅茶と、エッグタルトをいただきながら、三奈が平然と言い切る。
急きょ、葵さんが休日出勤になった土曜日の午後、私は元同期の三奈とランチをしている。
これまでの出来事と、私の気持ちを三奈に話すと、きっぱりと言われる。
「えっ?こ…恋って……
私には、葵さんがいるのよ?」
まさかの返しに、タジッとなりながら、
何とか言葉を絞り出す。
「そんなこと。恋人がいようと、旦那がいようと、恋って、突然落ちるものでしょ?」
食後の紅茶と、エッグタルトをいただきながら、三奈が平然と言い切る。