恋したら裏切りですか?〜甘い香りに誘われてⅢ
「何?その棒読み」
早川君が、私に近づき小声で言う。
「人気者だなって思っただけ。
もう少し、離れよっか」
……近いよ!
「えーーっ、近くなきゃ細かい指示出さないよ?」
「………」
無視しよう。黙々とロビーの花を交換する。
そんな私をのぞき込む早川君の目は、楽しそうだ。
「都さん?やっぱり都さんだわ」
「本当だ…都さん、アトリエ・シュウで働いてるんですか?」
私に気づいた三条さんと町田さんが、口々に聞いてくる。
相変わらず、女子力の高い二人は、キラキラしてる。
早川君が、私に近づき小声で言う。
「人気者だなって思っただけ。
もう少し、離れよっか」
……近いよ!
「えーーっ、近くなきゃ細かい指示出さないよ?」
「………」
無視しよう。黙々とロビーの花を交換する。
そんな私をのぞき込む早川君の目は、楽しそうだ。
「都さん?やっぱり都さんだわ」
「本当だ…都さん、アトリエ・シュウで働いてるんですか?」
私に気づいた三条さんと町田さんが、口々に聞いてくる。
相変わらず、女子力の高い二人は、キラキラしてる。