恋したら裏切りですか?〜甘い香りに誘われてⅢ
「えっ⁉︎ 」

「都は、俺と一緒に、アレンジの仕事をしよ?今度の展示会も、作品を出そう」

「展示会に?」

私も、作品を出していいの?

「……って、あ"ーーーっもう!」

私を抱きしめていた腕が緩み、ピタッとくっついていた身体が離された。

「……っ?」

「好きなんだ。都のことが」

「…へっ?」

「前から言ってきたよ?俺は都のことが好きだって。

やっぱり本気にしてなかったな?
こんの鈍感女がっ」

おデコにコツンと、軽く頭突きされた。










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