恋したら裏切りですか?〜甘い香りに誘われてⅢ
ニコニコしてる葵さんの腕を取り、家の中へ。
「葵さん、お疲れ様でした。お風呂が沸いてます。温まってきてくださいね」
「うん。すごく寒かったよ」
まだ笑ってる。
「傘をささなかったんですか?」
雪だらけのコートと鞄を受け取りながら、尋ねる。
「真っ暗な空からさ…ふわふわと無数に落ちてくる雪を見ていたら、傘をさすのを忘れてた」
葵さんって、ロマンチストなんだな。
クスッ…なんか可愛い。
「葵さん、お疲れ様でした。お風呂が沸いてます。温まってきてくださいね」
「うん。すごく寒かったよ」
まだ笑ってる。
「傘をささなかったんですか?」
雪だらけのコートと鞄を受け取りながら、尋ねる。
「真っ暗な空からさ…ふわふわと無数に落ちてくる雪を見ていたら、傘をさすのを忘れてた」
葵さんって、ロマンチストなんだな。
クスッ…なんか可愛い。