恋したら裏切りですか?〜甘い香りに誘われてⅢ
「つまんねぇー女。なに埋もれてんだ?
昼間の…たった数時間じゃねえか。
主婦だから自分のしたい事、諦めんの?」
な、なに?
「その、昼間の数時間のための準備だって必要なの。
葵さんのこと、疎かにしたくない!」
ジーーッ
何も言わなくなった早川君が、感情の込もらない目でみる。
「あんたさ…そうやって、自分のしたい事を我慢して旦那に尽くして歳とるの?
外に出るのをやめて、もっさい芋になって、旦那に見向きもしてもらえなくなって」
ニヤリと笑う。
昼間の…たった数時間じゃねえか。
主婦だから自分のしたい事、諦めんの?」
な、なに?
「その、昼間の数時間のための準備だって必要なの。
葵さんのこと、疎かにしたくない!」
ジーーッ
何も言わなくなった早川君が、感情の込もらない目でみる。
「あんたさ…そうやって、自分のしたい事を我慢して旦那に尽くして歳とるの?
外に出るのをやめて、もっさい芋になって、旦那に見向きもしてもらえなくなって」
ニヤリと笑う。