恋したら裏切りですか?〜甘い香りに誘われてⅢ
そう言った私を、早川君が一瞥し、

「ん?適度にお肉が付いてる方が、
抱き心地がいいから、俺は好きだぜ」

「……っ!」

カアァァ

何を言い出すのよ……
頬が熱い。

「その初心な反応…かわいい!」

蕩けそうな甘い眼差しで、私を見つめる。


後部座席に座らされた状態で固まる。

「………」

「…悪い。意地悪が過ぎたな」

「………今度言ったら、減点だよ」

心臓が、まだバクバクしてる。






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