One Love
優美side
「おはよー」
「おはよっ優美♪」
あたし二宮優美。
今日から高校3年生。
あたしの通ってる学校は
ちょっと不思議で
1、2年までは女子部で
3年から共学になるんだ。
だから
あたしの友達の
相川紗由は彼氏作ろうと
気合い入ってる…
「優美ー!!うちら7組だってえ」
「まぢ!?ぢゃあ行こっか」
あたし達は5階にある
教室に向かった。
「男子がいるって思うと何か変な感じするよね」
「本当!!あたしの隣とかちょー不良じゃない??」
「でもカッコイイぢゃん♪」
ドンッッ
思いっきり
あたしの机を蹴られた。
隣の席の人に…
やば…
聞こえたのかな??
その人を見たら
めちゃめちゃ睨んでた。
うわ…怖。
あういう人まぢ苦手…
「話し聞かれたよね…」
「うん。絶対」