君をいつか・・・君がいつか
瞳さん、その節はどうも、社長から伝言、確かに渡したからね」


お前がいたら疎ましい、二度と会社には来るな、息子にも逢うことは許さない

なんなん?
嫌い?
瞳の事が?


舞われ右して会社から出ていった。


「露木副社長、今日瞳さんは?」


「一緒に来たが?いないのか」


「もしなにかあれば、柳澤さん黙ってないからね、会社なんて倒産簡単なんだからね」


慌てて各方々さがしたが

「瞳みなかったか?」って受け付けに問い合わした

「瞳さん舞われ右でかえっていきましたよ、前に瞳さんともめた方がなにか渡してましたよ」


「あんやろ、まだ懲りてないのか?」



部署に行ったが、早退したと告げられた

部長にいないといけない存在かと問いただした

「いても仕事はしないから、好きに処分して構わない」と


あら、瞳さん何してるの?暇なら遊ばない?」

「あ化粧瓶さん・・・暇でないよ、今考え中」

「何を?」

「よし決めた、これから外国に遊びに行ってくる、悠ちゃんに言ってくれない?瞳さんは、アメリカンの西紀に行ってくるから、もう遊べない」

「伝えればいいんだね?」


「ん、絶対にね、」






会社に戻り副社長に伝えたら

解雇だと言われた。

「あのまま解雇しとけばよかったのに瞳さんが掃除でこらえて欲しいって、そういう優しい子なのに、お前は何したか?花本のオヤジとタッグ組んだようだが、その場逃れはしない方が良いぞ」


「私が何した?伝言つたえただけよ」


「でも、ありがとうな、アメリカンの だな」って秘書と出ていった。


「よかったですね」

アメリカン西紀、会社近くの珈琲喫茶
「あら、もう来ちゃった」ってケラケラ笑っている瞳を見て
「そういう態度はないだろ?心配したよ」
「そうですよ、この悠でも真っ青でしたよ」

「ごめんね、私いたら 気になって仕事できなくなるよね、会社やめる」

「やめてどうすんだ?」

「そうですよ、やめたら、妄想オヤジだれがとめるんですか?」
「化粧瓶さんが・・・・・もう疲れたの」
「送迎しなきゃあ、瞳ちゃんとふれあえない」

「ごめん、もう決めたから」






その日を境に瞳の姿はなくなった
悠さんの心情いかに?
その日から数週間たつた頃からまた
女遊びを始めた。

瞳もその日を境に
部屋にとじ込もってボーッとなにすることなく・・・・


「瞳?毎日ボーッとするなら僕の会社に来ないか?」

「・・・・・」


「それなら私達もいるからね、」

首を振り、もう決めたから、外には出たくないって


「最近露木の息子は、どうしたのか?毎晩飲み歩いているみたいだが?」


「そうなんじゃ」って涙を流した

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