君をいつか・・・君がいつか
毎週大勢の社員が料理教室に来てくれているけど、瞳さんなんだか、時折
上の空

そんなある日日本から秘書さんやって来た。

「瞳さ~ん、来ちゃいました」

「秘書さ~ん」って飛び付きました。

「ひさしぶりだね?どう?」

「楽しいよ、」キョロキョロ

「秘書さん今日は単品?おまけは?」

「おまけ・・・・いじけているからほっときます」



会社に案内したら
社員がこれかって指をたてた

「違うよ・・・・」


あの人は、もう少し背が高くて

もう少し抜けているの?


楽しく時間はすぎ、帰国日になり

これは、露木のおじさま
これは姉に
これはお父様に

これは、秘書さんに

「あいつには?」

「そのうち、こっちへ来たいように仕向けますが黙っていてね」


瞳に特有のあれを・・・・
スーツの裾をもち上目でくびかしげた

「まいるな、わかったよ」

「ありがとう」って頬にキスした







空港に見送りに来た。

「また近いうちに・・・・・」

「雄鳥さん・・・・」









日本の空港に悠が迎えに来ていた

「何か?」

「別にようはない、お前がいなければ仕事はかどらない」

「無駄ですよ、瞳さんいませんよ」


「べ 別にだな・・・・」


「会いたいなら行けばいいことでしょ?」



「瞳さん誕生日の日にメールくれるそうです、社長に・・・・」


「俺には?」

「聞いてませんが?そもそも交換すらしてないんでは?」
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