君をいつか・・・君がいつか
露木悠の妄想
俺と付き合わないか?って言うと
上目使いに俺を見つめてな
んって言ってくれるんだ
いつも歩く時は、俺のスーツの裾を持って
「悠ちゃん、瞳ぽんぽん、すいた」
オーダをしても1つを二人で食べるんだ。
「悠ちゃん、ア~ン、おいちい?」
「うん、ひとみちゃんもア~ン、どう」
「ん、おいちいね 今度作ってあげるね」
「ひとみちゃんがつくるもの悠ちゃん食べたい」
とかな
「ひとみちゃん、いってらっしゃいのキスは?」
玄関でしたいんだ
おかえり、しゃみしかったってな
「副社長・・・いい加減に、いい年したオッサンがよだれたらしてまた妄想ですか?」
「仕方ない、俺が理想とする夫婦のあり方をな、考えていたわけで、それより、例の花本さん捕まえたか?」
「それが、今日はお休みでして・・・」
「あれだけ本気で泣けばな」