君をいつか・・・君がいつか
こんにちわ、はじめまして
うちは、花本 瞳(はなもと ひとみ)ゆうんよ。
年は、ゆわにゃあ、いけん?
女に年きくんわ、いけんのんじゃけど
これからの、出会うである人にだけゆうとく、25才なんよ。
えっと、年食うとる?
うるさいわ
ほっときんさいや
うちの趣味?
そりゃあ、とれるだけの資格とりなんよ、いつ会社が倒産しても食いっぱぐれる事できるように・・・・
こんど、料理教室にでもいこうと思うんよ
じゃけど、瞳はいらんがえっと使用人がおるがゆうけど、うちはおなごじゃけ、好きな人できたら、料理作りたいんよ。
じゃけど連れて行けば、あの父が難癖つけるんよ
相手の資産聞いたりしてさ。
こそこそ逢って、瞳を諦めてくれたら慰謝料として金をつかますんよ
えげつないじゃろ?
そのくせ、はよう連れて来いゆんよ。
資格は、振られた数だけ増えるたけなんよ。
うち、悲劇のヒロイン、幸薄し
「瞳お嬢様、ごめん、副社長の秘書に話してしまいました、副社長がお嬢様をお探しになられておられます、今の状況奪回するには、偽装結婚するしかありませんよ」
「なんでうちなん?いつもキャバイ化粧品が歩いているような軍団引き連れてあるきょうる人が、なんにも取り柄のないうちを・・・・やっぱりあれ?なんかね」
「そろそろ落ち着かれては?うてつけの相手だと思いますが?」
「明日、うち化粧するけ、てつどうて」
「はい、承知いたしました」
悠、あのテレビに出ていた女性が今カフェにいたぞ」
「まじか?行こう、そして付き合うんだ」
ヤレヤレ、好きな人には全力投球だもんな、で 振られるんだよな。
「おい、何か言ったか?」
「とんでもない」
カフェに着くと人だかりができていた
「ねぇ君どこの部署?」
「今度、俺と付き合わないか?」
「彼氏、いるの?」
彼氏?・・・・・彼氏?
顔ぐちゃぐちゃになり
彼氏、振られた・・・・あん・・・ぐぐすん・・・・ぐぐすん・・・・・
ああやっちゃったって顔隠した
「副社長、ほら・・・あれが」
僕の仔犬見つけた
「副社長、あの・・・・」
「その顔洗って来なさい、花本さん」
周りにいた男性一同に声あげた
「あの花本物産の?」
こそこそ逃げていった
なんで逃げて行くのか、悠が知るのは少し後になる。
「やっぱり花本さんは化粧は似合わない、笑ってごらん」
少しお話ませんか?」
「うち、話すことないけねぇ」
「僕があるんだよ、単刀直入に言う
僕と付き合わない?」
「うち、あの花本物産だよ、わかってる?」
「あぁ、僕の父も絡んでいると聞いたが、そんな事関係ない、花本瞳さんと付き合いたいだけ、親は関係ない、僕もこれ以上お見合いしたくない」
「・・・・・私みたまんまよ、化粧なんてしない、田舎者だから方言話すよ、身分違いだと思うんよ、でも見合いもしたくない、見つけても難癖つける何より花本物産でみんなひく、うちを怖ないん?」
「君だからいいんだよ」
「考えとく」
「じゃあこれ書いて次会うときに渡して・・・・」
「うちの名前しっとるんのに、名乗らないの卑怯だ」
「僕は 露木 悠、この会社の副社長で巷では御曹司と言われてます、後は、後々に」
「ご丁寧にありがとうございました、雄鳥さん」
「雄鳥?」
「違うん?雄鳥でないの?」
「まあいいや、またね」
秘書が瞳に耳打ちした
「え?それ言うん?うちが?」
真っ赤になりながらもぞもぞと
スーツの裾をもち、上目で
「悠ちゃん、ありがとう、瞳ちゃん嬉しい」
ドキってしながら、顔は、崩れ
「たすけがいるときは呼べよ。飛んでくるからな、いい子にしているんだよ」
「悠ちゃん、ありがとう」
デレデレです。秘書秘密握ったってニンマリしました。
「デレデレのとこ悪いんだが、会議です」
「いつ?デレデレしたか?」
「まあ何はともあれよかったな?」