完璧上司の秘密を知ってしまった件について
3.完璧上司の天敵は…兄!
「…事態は収拾できました。…あの、とりあえず、服着ませんか?」
「…休みの日くらい、ゆっくりしたい」
「…わかりますけどね。わかりますけど、私は服が着たいです」
「…着れば?」
真顔で言う須藤課長。
(アンタガいたら、着るもんも着れないっつーの!)
と、心の中で毒づいた凛。
それを察してくれたのか?須藤課長がベッドから起き上がる。
「ギャーーー!」
そう言えば、須藤課長は上半身裸だった。凛は慌てて布団を被る。
…が、その布団を剥ぎ取られ、馬乗りになった須藤課長。
凛は顔を真っ赤にして固まる。
(だから!下着姿なんだってば!)
(もう!出来上がった体見てると失神しそう!)
と、色々心の中で言う凛。
「…好きだ、凛」
「…ふぇ⁈」
な、何を言い出す、この状況で。更に固まる凛を見下ろした須藤課長はフッと笑った。
「…送ってやるから、さっさと服着ろ」
「…へ?」
(…今の告白って?…笑ったね?…ん?んー⁈冗談⁈ムキーッ!)
そう思い、睨んだ凛だったが、須藤課長は寝室からいなくなっていた。
「…休みの日くらい、ゆっくりしたい」
「…わかりますけどね。わかりますけど、私は服が着たいです」
「…着れば?」
真顔で言う須藤課長。
(アンタガいたら、着るもんも着れないっつーの!)
と、心の中で毒づいた凛。
それを察してくれたのか?須藤課長がベッドから起き上がる。
「ギャーーー!」
そう言えば、須藤課長は上半身裸だった。凛は慌てて布団を被る。
…が、その布団を剥ぎ取られ、馬乗りになった須藤課長。
凛は顔を真っ赤にして固まる。
(だから!下着姿なんだってば!)
(もう!出来上がった体見てると失神しそう!)
と、色々心の中で言う凛。
「…好きだ、凛」
「…ふぇ⁈」
な、何を言い出す、この状況で。更に固まる凛を見下ろした須藤課長はフッと笑った。
「…送ってやるから、さっさと服着ろ」
「…へ?」
(…今の告白って?…笑ったね?…ん?んー⁈冗談⁈ムキーッ!)
そう思い、睨んだ凛だったが、須藤課長は寝室からいなくなっていた。