完璧上司の秘密を知ってしまった件について
「…まぁ、心配しなくても、須藤課長とお付き合いなんてないから。上司と部下の関係が変わることないよ」
と、言いながら、凛はまた、ガトーショコラを食べた。
「美味しそうー。私も一口頂戴」
口を開けて入れてくれるのを待つ美雨に、可愛いなーなんて思いながら、凛は一口ガトーショコラを入れてあげた。
「…上司と部下の関係のくせに、なんで朝帰り?んでもって、アイツに送られたんだ?」
「…ぅ」
美雨の為に、ミルクティーとガトーショコラを頼んだ秋夜が、爆弾を落とした。
「えーーーつ‼︎朝帰り⁈あのイケメンの圭吾君と⁈羨ましい〜‼︎」
(…いやいやいや、羨ましいとかやめてください。お兄様が睨んでますが)
美雨を睨む秋夜。だが、美雨は全く気にしてない。気が気じゃないのは凛の方だ。
(…なんでもスマートにそつなくこなすくせに、美雨さんのことになると、子供になるとかやめてくれぃ!)
凛はうんざり顔で溜息をついた。
「で?で?付き合ってるの?」
「いや、だから、上司と部下の関係でして」
「いやーん!もぅ!早く付き合っちゃいなよー」
「美雨、アイツに凛は似合わない。凛は、新がお似合いだ」
と、言いながら、凛はまた、ガトーショコラを食べた。
「美味しそうー。私も一口頂戴」
口を開けて入れてくれるのを待つ美雨に、可愛いなーなんて思いながら、凛は一口ガトーショコラを入れてあげた。
「…上司と部下の関係のくせに、なんで朝帰り?んでもって、アイツに送られたんだ?」
「…ぅ」
美雨の為に、ミルクティーとガトーショコラを頼んだ秋夜が、爆弾を落とした。
「えーーーつ‼︎朝帰り⁈あのイケメンの圭吾君と⁈羨ましい〜‼︎」
(…いやいやいや、羨ましいとかやめてください。お兄様が睨んでますが)
美雨を睨む秋夜。だが、美雨は全く気にしてない。気が気じゃないのは凛の方だ。
(…なんでもスマートにそつなくこなすくせに、美雨さんのことになると、子供になるとかやめてくれぃ!)
凛はうんざり顔で溜息をついた。
「で?で?付き合ってるの?」
「いや、だから、上司と部下の関係でして」
「いやーん!もぅ!早く付き合っちゃいなよー」
「美雨、アイツに凛は似合わない。凛は、新がお似合いだ」