完璧上司の秘密を知ってしまった件について
「全くお前は・・・ロンドン支社でトラブルがあって、休日出勤してたんだよ」
「・・・流石は海外事業部。スケールが違うね」
「・・・」
「・・・え、あ!そんな時に、来ても大丈夫だったの?」
「・・・あぁ、丁度収拾出来た時に凜から連絡が来たから、大丈夫だった」
新の言葉に、凜はホッと溜息をつく。
「…新、ゴメンね?」
新の顔を覗きこみながら謝る凜は、すこぶるかわいい顔をしている。おかげで新は目のやり場に困った。
「…悪いと思うなら」
「・・・うん」
「今からデートしよ」
「・・・へ?」
「どうせ寝るだけなんだろ?」
「・・・うん」
「俺も仕事終わったし…スーツって言うのが嫌だけど」
「…新のスーツ姿、私好きだけど?なんか凛々しいし」
「・・・」
(・・・何で、コイツはシレっと好きだと言う言葉を平気で言うんだ?)
なんて新は思った。
「…新の事なら何でも聞きましょう。凜姉さんに、何でも言いなさい」
お姉さん気取りで、凜はそう言いながら胸を叩いた。
・・・そんな凜を、可愛いと思ってしまう新は、相当重症だろう。
「・・・流石は海外事業部。スケールが違うね」
「・・・」
「・・・え、あ!そんな時に、来ても大丈夫だったの?」
「・・・あぁ、丁度収拾出来た時に凜から連絡が来たから、大丈夫だった」
新の言葉に、凜はホッと溜息をつく。
「…新、ゴメンね?」
新の顔を覗きこみながら謝る凜は、すこぶるかわいい顔をしている。おかげで新は目のやり場に困った。
「…悪いと思うなら」
「・・・うん」
「今からデートしよ」
「・・・へ?」
「どうせ寝るだけなんだろ?」
「・・・うん」
「俺も仕事終わったし…スーツって言うのが嫌だけど」
「…新のスーツ姿、私好きだけど?なんか凛々しいし」
「・・・」
(・・・何で、コイツはシレっと好きだと言う言葉を平気で言うんだ?)
なんて新は思った。
「…新の事なら何でも聞きましょう。凜姉さんに、何でも言いなさい」
お姉さん気取りで、凜はそう言いながら胸を叩いた。
・・・そんな凜を、可愛いと思ってしまう新は、相当重症だろう。