StarDust(仮)



「ま、簡単に言ったらな。」


別にただ人助けしてたらいつの間にか人たくさん集まって、苓がそれなら!って、提案して出来ただけだけどな。

「でさ、話脱線したけど、俺らがここ使ってるんんだよねーほか当たってくれねー?」

「そうそう、ここじゃ雨の日とか使えないしね?中庭とかにしなよ。」


……別に俺はそこまでここに執着してるわけじゃないんだが…それほど景色気に入ったんだな。

親友と好きなものを共有出来るのはまぁ…俺にとってはいい事だし。


「それもそうですが…。」


一年がどうしますか?と言いながら総長さんを見る。


「はぁ…分かった。だが、今日会ったのも何かの縁だ。名前くらい教えろ。」


は?名前?なんで?

ま、いいや。

どうせ本名は教える気ないし。


「…教えたらお前らも教えろよ。俺はシン。」

俺はそう言ってから苓の方を向いて言う。

「んで、こいつがカイ。」

「僕はー…ケン。」

「んじゃ最後に、俺はカズ。」

「みんな2年だよー。」

前は本名を名乗ってたけど文字った方が格好いいからっていう苓の理由で通称的なものを作った。

んで、名乗ったのはそれだ。

「…信一。」

「司です。」

「俺が幸村でー、こいつが政宗。」


こいつらは…本名、か?

戦国武将っぽい名前だけど…

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