私だけのナイトプリンス
彼の指定したファーストフード店で彼に思いの丈を打ち明けた。本当に私のことが好きなのか。私のどこを好きになったのか。もっとかわいい子がいるのにどうして私なのか。そもそも恋愛事に興味はあるのか。
「そんなに興味はなかったよ。美弥さんに会うまでは。会って初めて目が会った瞬間に『この人だ!!!』って思った。人を好きになるのに動機は必要ないと思う。そして、好きになってから気が付くと美弥さんを追ってた。そしたら、美弥さんのことますます好きになってた!!!」
会社では見ることのない屈託の笑顔で私について話す彼。ギャップが大きすぎて、思わず私は彼に聞いた。
「どうして、仕事してる時とキャラ違うの?」
「さあ?」
彼は意にも介していないようで相変わらずニコニコしている。その様子を見ながら私は決心をして深く息を吸った。それから彼に告げた。
「よく分かんないけど、お付き合いさせていただきます」
「ほんとうにっ!?」
こうして私たちは恋仲になった。
「そんなに興味はなかったよ。美弥さんに会うまでは。会って初めて目が会った瞬間に『この人だ!!!』って思った。人を好きになるのに動機は必要ないと思う。そして、好きになってから気が付くと美弥さんを追ってた。そしたら、美弥さんのことますます好きになってた!!!」
会社では見ることのない屈託の笑顔で私について話す彼。ギャップが大きすぎて、思わず私は彼に聞いた。
「どうして、仕事してる時とキャラ違うの?」
「さあ?」
彼は意にも介していないようで相変わらずニコニコしている。その様子を見ながら私は決心をして深く息を吸った。それから彼に告げた。
「よく分かんないけど、お付き合いさせていただきます」
「ほんとうにっ!?」
こうして私たちは恋仲になった。