善悪の境界線
ところどころからかわいー、という声があがる。確かに美人だ。美人顏が二つ。すごい光景だ。
「はーい!十八番、佐倉冬期です!夏期との見分け方は、目元と髪型、雰囲気!夏期はすこーし口悪いけど、すっごーく良い子だから仲良くしてねー!」
皆笑いながら二人を見守る。おー!という意気込みも聞こえた。
「ねぇ夏期!わたしお姉さんっぽいこといった?ねぇ!」
「知らないわよ…ほら、はやく着席しないと次のひとできないでしょ。」
「はーい!」
しばらく二人を見ていておもったけれど、というか全員思ったと思う。『本当は夏期がお姉さんなんじゃないか』…と。
「…………あ。」
「はーい!十八番、佐倉冬期です!夏期との見分け方は、目元と髪型、雰囲気!夏期はすこーし口悪いけど、すっごーく良い子だから仲良くしてねー!」
皆笑いながら二人を見守る。おー!という意気込みも聞こえた。
「ねぇ夏期!わたしお姉さんっぽいこといった?ねぇ!」
「知らないわよ…ほら、はやく着席しないと次のひとできないでしょ。」
「はーい!」
しばらく二人を見ていておもったけれど、というか全員思ったと思う。『本当は夏期がお姉さんなんじゃないか』…と。
「…………あ。」