善悪の境界線
「ねぇ!青藍ちゃん!」
……………?
この人…シスコンのひとだ…。
っていうか、青藍ちゃんって…。
「………なんでしょう?佐倉さん」
恐る恐る声をだす。ずっと出してなかったから自然と声が枯れてしまう。
「冬期でいーよー!そんなことよりね、今暇?」
……………。
「今、帰ろうとしています。佐倉さん。」
今すぐにでも帰って本を読みたいんです。
っていうか、まずなんで私に声をかけるわけ?自己紹介だってテキトーに話したのに。……あ、読書好きの子なのかな…趣味とかいうんじゃなかった。それか…ひとりでいたから声をかけてくれた?余計な御世話なんだけど。あ、雑用かな、ひとりでいたから。…なんにしろ、私にはこの子に用はない。テキトーにながして帰ろう。
「んもーつれないなぁー。っていうか敬語もやめてよ!同級生じゃん!」
「そうですね。はい。では、私は帰りますので。」
「えーー!あとは帰るだけなんでしょ、ちょっと話を聞いてよーー!!」
…………あぁ、しつこい。嫌いなタイプだ……。第一、あの大好きな妹とはなしてればいいじゃない。
「そうですね、あとは帰るだけです、ここでの用事は。なので帰ります。」
「なんでそんなにつれないかなぁー!ちょっと!!ほんとにちょっとだってばーー!!」
「……………いや、本当にもう…面倒くさいんで…」
あ、やばい。本音出てきた。
……………?
この人…シスコンのひとだ…。
っていうか、青藍ちゃんって…。
「………なんでしょう?佐倉さん」
恐る恐る声をだす。ずっと出してなかったから自然と声が枯れてしまう。
「冬期でいーよー!そんなことよりね、今暇?」
……………。
「今、帰ろうとしています。佐倉さん。」
今すぐにでも帰って本を読みたいんです。
っていうか、まずなんで私に声をかけるわけ?自己紹介だってテキトーに話したのに。……あ、読書好きの子なのかな…趣味とかいうんじゃなかった。それか…ひとりでいたから声をかけてくれた?余計な御世話なんだけど。あ、雑用かな、ひとりでいたから。…なんにしろ、私にはこの子に用はない。テキトーにながして帰ろう。
「んもーつれないなぁー。っていうか敬語もやめてよ!同級生じゃん!」
「そうですね。はい。では、私は帰りますので。」
「えーー!あとは帰るだけなんでしょ、ちょっと話を聞いてよーー!!」
…………あぁ、しつこい。嫌いなタイプだ……。第一、あの大好きな妹とはなしてればいいじゃない。
「そうですね、あとは帰るだけです、ここでの用事は。なので帰ります。」
「なんでそんなにつれないかなぁー!ちょっと!!ほんとにちょっとだってばーー!!」
「……………いや、本当にもう…面倒くさいんで…」
あ、やばい。本音出てきた。