善悪の境界線
「一番、阿部 智(あべ さとし)でーす!好きな食べ物は美味しいもの、好きなタイプは可愛いひと!よろしくっ!笑」
どっ、クラス中に笑いがおこる。よくもまあ恥ずかしげもなくあんなことできるものだ。他のひとも、彼のノリに合わせてそういうことを言っていくんだろう。
その予感は的中し、二番、三番とどんどん面白くない面白いことを言っていった。
この雰囲気を、私はうまくかわせるのだろうか…
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