漆黒の薔薇
きっと、まだ居たいんだろう


でも、もう7時だ


坂田さんの親御さんも心配してしまう


「藍」


「なに?」


「坂田さんを送ってあげなさい。
もう暗いし、女の子1人じゃ危ないでしょ?」


「あー、うん。
そのつもりだったし」


「え?!そんなっ、高橋くん悪いよっ」


あら、顔が赤くなってる


「いや、送ってくよ。
ねぇちゃんいってくる。
ご飯を用意し…あ、やっぱいいわ」


じゃ、と言いながら1人でスタスタと玄関まで行った藍


その後を、急いで追う可愛らしい坂田さんさん


…藍め


まあ、料理できないのは事実だから仕方がない


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