摩訶不思議目録2
「要はわからないんだね?」
彼は言う。
「そうよ。」
私は言う。
「わかったよ。僕は自分で出口を探す。」
彼は私に背を向けいってしまう。行かないで、寂しいの。その言葉は水彩のよに淡く消えていった。
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