【企&短】失恋サンタクロース


少しシュンとしている来夢を見たら、これ以上イジメるのはやめとこうと思った。



「ねぇ、ご飯食べに行こ?」



クリスマスパーティーの時間まで結構ある。



こうして私達はファミレスで昼食を済ませると、お店を見て回った。

クリスマスということもあり、立ち寄ったお店では何度もカップルと間違われた。



そして気がつけば外は暗く、クリスマスパーティーが始まる1時間前。



「昴くんもういるかなぁ?」



「また昴くんか」



こんなやり取りをしながら家へと戻った。

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