【企&短】失恋サンタクロース


やっとメンバーが揃ったクリスマスパーティーは大賑わい。



「はい!これ私からのプレゼント」



可愛くラッピングされたクッキーを手渡す。



「えっ、なになに!?わぁ!!!!クッキーだ!!月風ありがとう!!」



袋に入っているクッキーをその場で1つ頬張る昴くん。



たくさん味見もしたのに、いざ昴くんが食べているところを見ると、味大丈夫かな?とか心配になってしまう。



「美味しい!!!」



「よかったぁー!」



「じゃあ、そんな俺から2人に!」



昴くんは鞄からゴソゴソと綺麗にラッピングされた2つの袋を取り出した。

< 18 / 29 >

この作品をシェア

pagetop