【企&短】失恋サンタクロース
やっとメンバーが揃ったクリスマスパーティーは大賑わい。
「はい!これ私からのプレゼント」
可愛くラッピングされたクッキーを手渡す。
「えっ、なになに!?わぁ!!!!クッキーだ!!月風ありがとう!!」
袋に入っているクッキーをその場で1つ頬張る昴くん。
たくさん味見もしたのに、いざ昴くんが食べているところを見ると、味大丈夫かな?とか心配になってしまう。
「美味しい!!!」
「よかったぁー!」
「じゃあ、そんな俺から2人に!」
昴くんは鞄からゴソゴソと綺麗にラッピングされた2つの袋を取り出した。