【企&短】失恋サンタクロース


そのプレゼントはピアスだった。

大人っぽいシックなピアスで、昴くんにとても似合うなと思った。



「来夢ありがとう!!」



そして早速付ける昴くん。



そんな時、



ブーブー…ブーブー──



携帯の電話が鳴り出した。



私のではないし…来夢のでもない様子。



てことは、



「昴くん携帯鳴ってるよ?」



「えっ?あ、ごめん!」



昴くんは慌ててその場で電話に出た。

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