ある日の出来事
「昔のミランダは泣き虫でおどおどしていていたが魔法だけ楽しく夢中になっていた子が今じゃ、友達・仲間ができてあの笑顔。私たちは本当に情けないわね。…ミランダ。」
ワイワイしていた空たちは静かになり、空とミランダは呼ばれた人に行きました。
「ミランダ。この方は?」
「リーダーの宮沢空です。私の右腕と言ってくれた友達です。」
「ミランダがこんなにも好いてるなんで初めて見たな。」
「魔女は人として、見ないで道具として見るけど、空お姉さまたちは魔女も人として見てくれる。私たちをちゃんと人として、見てくれる。それってすごく嬉しいことじゃないですか?」
「それは普通な事だけど、地獄の魔女は人に怯えて暮らす事しかできなかった愚かだった。」
「空お姉さまたちはみんなの心に風を吹いて新しい可能性も見いだせるかっこよさも持ち合わせているから私は引かれたの。私が変われたんだから、みんなは、どんなに変わるにも急には無理かもしれないけどゆっくり変わっていけば良い事なんですよ。」
「ミランダ。…ミランダが、生きていてくれただけてもどれくらい嬉しい事やら。」
「泣かないでください。魔法が覚えても正しい使い方使えなければ意味がない。私の道は私自身で生きる要を教えてくれた空お姉さまは人生の先輩かもしれないです。」
「ミランダが…ミランダが…」
「もう泣かなくても良いんですよ。」
「空さんをはじめみなさん。ミランダをよろしくお願いいたします。」
「はい。まかせてください。」
「空お姉さま。あの新技で家を建て直せませんか?」
「やったことがないけど、やって見るかはじめ?」
「はい。」
「何を始めるつもりだい?」
「空お姉さまと一緒に考えていた技の1つなんです。」
「ミランダ。手加減しないと酷い事になるから気をつけていこう。」
「はい。」
空とミランダは向かい合い、手を合わせ、呪文唱え始めました。
「空よ。太陽よ。大地よ。木々たちよ。沢山の木は大樹になりお家になり豊作を願う我らに幸せと祝福もたらさん事を…ミランダソラーレ。」
崩れた家が急に大樹になりあちらこちらに家ができて、食物が大豊作になってました。
「すごい。これが新技なのか。」
「本来は敵の目眩ましだったり、攻撃で考案した作品なんだ。」
「これは完成系で良いのか?」
「まだ試行錯誤の状態で、ちゃんとしたのを作りたいじゃない。ねー。ミランダ。」
「ねー。今の技を作りつつ、みんなで、大きな技を作りたい。」
「ミランダが、嬉しい事を言ってるよ。」
「最終決戦に使える技をいくつかかんがえるのも良いかもしれないな。」
「ミランダは空の右腕。即ちイエス・D・ミランダを副リーダーになるって事は変わりないな。。」
「そうだね。」
「そこで何をごたごだ話してるんだ?」
「みんなで、話したんだけど、ミランダを副リーダーに最適じゃないかって話し。」
「私がですか?」
「うん。空と同じ様に指示も作戦も同じだし空と同じ天才かつ強いから、憧れるんだよね。」
「ミランダはミランダが思うようにやってくれれば良いから、やってみない?」
「私、やってみる。私は人と話す事も行動もした事もあまりないから。私の悪いところは悪いって言ってほしいし、良いところは良いって言ってくれないかな?みんなと一緒に苦楽を共にしたいから。」
「やる気持ちは分かるけど、良い事や悪い事はミランダが、ミランダが、言わなくても良いんだよ。だって、友達・仲間でしょう。ミランダ。」
「みんなは、既にミランダの事を友達・仲間になったのはみんなが集まった時にいや、その時点でなっていたに決まってるじゃない。今も独りぼっちって言うのはもう無しだからね。」
「うん。」
「ミランダはこんなにも沢山の仲間にかこまれてるなんて幸福者だね。」
「皆さんに任せられるね。」
「空をはじめ、みなさん。一晩泊まるところはございますか?」
「決まってません。最悪、野宿になるところです。」
「よろしければ一晩お泊まりくださいな。」
「本当ですか?ありがとうございます。」
「お姉ちゃん。これだけで何が作れない?」
「どれとれ…飲み物と食べ物が作れるよ。」
「本当に?同じ材料とグラムがあるよ。」
「本当に?」
「うん。小豆は洗ってあるよ。」
「ありがとう。嬉しいよ。」
「これから、何を作るんだ?」
「最初におしるこ。」
みんなの目がキラキラしはじめました。
「おしるこだ。」
「お餅だ。」
「極上のおしるこを作ってくれるわ。」
「ミランダ。マジョルクの里の者はこんなにも祭り好きだったの?」
「昔はなかった。初めて見たんですけど。おしることかお餅は他の街とかで召し上がられてるけどここで食べるのは初めてなのかも知れないわ。」
「作った事は?」
「餅を作った事しか無いと思います。」
「こちらの里の人にお餅をお願いして、私たちはおしるこを作るわよ。」
「私たちも手伝う。」
「材料を持って来てもらおうかな。みんなで、手分けしておしるこを作ろう。」
「おう。」
みんなで、おしるこを作り、飲みました。
「おいしい。」
「良かった。」
「おはぎに赤飯におしるこ、ぜんざいに小豆の甘納豆に水羊羹などあるよ。」
「うわー。どれもおいしいし、お茶と合うなんてー。」
「地上はいろんなもの作ってたし、進化は止まらないんだよね。」
「魔法だって進化しないと面白くないじゃない。私はいくつか考えたけど、実際、まだ使った事がないのがあるのよね。」
「近々使う予定は?」
「決めてないわ。」
「考えた技いくつあるんだか。」
「それは数えぎれないほど作ってる事には変わりないね。」
「とんだけ暇なんだよ。」
「それは失礼ですわ。毎日、みんなが喜んでくれる技や、戦い用の技を考えてると言ってくださらないの?」
「ごめんな。そのための勉強、努力をしたんだよな。」
「分かってくれれば良いんですよ。」
「ミランダとかなり話せてちょう嬉しいかも。」
「私も。」
ミランダはみんなとワイワイしていてとても楽しそうでした。
「空さん。」
「はい。」
「ミランダは内気で誰にも関わろうとしない子でした。仲良くなった子しか話をしなかったのがこんなにも明るく楽しそうな姿を見れる時が来るとは。」
「ミランダは優しく強い子なんですか、自分が変われるきっかけが欲しかったのか自分から仲間にしてくださいって言ってきたんです。」
「自分からですか?」
「ええ。自分からです。」
「自分から言ったんだろう?」
「自分が信頼できる人が欲しい、独りぼっちはもう嫌だと言う気持ちからきてると思うんですが、私の息子は昔からミランダと574年以来の友人だったんですよ。」
「空さんに息子がいたんですか?ミランダは574年以来の友人がいたんですか?」
「焦らなくても答えます。私の息子は2人いるんですが、1人はある場所にいるんですが息子は今も待っているんですよね。」
「ある場所ってどこにあるんですか?」
「ブルワール城。みんなに言ってないんだ。」
「ブルワール城って今はミュードルズが呪印の門番してるはずだ。」
「呪印?それはガランドウネの呪印ですか?」
「そうだ。ガランドウネの呪印の事だ。574年間、守り続けていたんだ。」
「だとしたら、ガランドウネの呪印が緩みはじめたせいで、モンスターが姿や住み処が変わっただとしたら、それはそれで厄介なことだわ。」
「どういう事ですかな?」
「この方は地上の子だよ。ちゃんとした話し合いの場を用意をした方が良いよ。」
「カトレアもしゃべるんだね。」
「驚かないのね。驚かない方がビックリだわ。」
「しゃべるモンスターは沢山相手してるから驚く事は無いんです。」
「それはそれで話が早くて助かるよ。」
「空さんと2人で話をしたいんだか、よろしいですかな?」
「はい。」
空と長が歩き出すとミランダたちが気づき声を掛けました。
「2人でどこに行くの?」
「長と2人で重要な話しをしに行くだけだよ。それだけだよ。」
「私たちも聞く権利はありますよね?聞かせてください。」
「それはダメだ。」
「何でですか?」
「難しい話をしたところで着いてこれるのかしら?」
「それは…」
「それを言われると困るでしょう。それに手にしたい情報も有るから。ここで待っててね。」
「分かった。」
2人は長の家で囲炉裏を囲み、お茶をいただきながら話を始めました。
「さてと。さっき話だか、ガランドウネの呪印が緩みはじめたせいで、モンスターが姿や住み処が変わった。それはどういゆう事だ?」
「その地域・場所にしか住まないモンスターが変わりすぎて人に襲う事が多発してます。モンスターとガランドウネの関係は別と考えてましたがガランドウネの主アラグーレスは自然生き物の神様だと言う事は生き物即ちモンスターと自然を変われば、こんな状態になっているのです。。」
「クトリアンとバラドアンはここの住み処ではなかったのか?」
「はい。バラドアンは山付近に暮らすモンスターにたいしクトリアンは崖近くの林に暮らすモンスターなんです。」
「しかし、我らと共に暮らしておったのだ?」
「クトリアンのテレバシーに近い電波似たものを発してこんな事をしたのでしょう。モンスターは人語をしゃべるだけではなく、電波や合体して襲うモンスターもいるんです。ミランダは天才でかつ、そう言う操る電波を受けないように工夫をしているんでしょう。」
「今回はミランダに助けられたな。」
「ミランダなりに多少の経験をしているから指示も作戦も的確に出せるンだと思うんですけどね。ミランダにいろいろと感謝してもしきれないほどやってくれてます。みんなのアイドル・人気者でいて欲しいですね。」
「そうか。ガランドウネは緩んでおるなら、全てお主らに頼むとするかのう。」
「ありがとうございます。」
「しかし、ガランドウネ及びアラグーレスをどうするつもりじゃ?」
「もう1度、呪印するのは難しいので小さく古城と異空間をそのまま出し、怒りを静めてから考えようと思ったからおります。」
「そうか。刻印の意味は分かるかのう。」
「アラグーレスの怒りで我を忘れた時に魔方陣の発動をさせ、怒りを静める鍵だと言うのは分かってます。」
「それを使うと副作用が起きるのは知ってるか?」
「知ってます。私になるように計算をしてます。」
「覚悟はあるのかな。」
「そうなってしまった場合みんなは、泣いてくれる事は分かってます。しかし、抜け道(助かる方法)あるのは知ってますか、それを最後まで秘密していきます。」
「なぜじゃ?」
「躊躇されると効果が無くなる困るんですよね。」
「それで良いのかね?」
「何がですか?」
「自分はそうなる事はそうとう辛いはずだけどな。」
「奇跡を信じてますから。努力をした人にご褒美をくださりますので。」
「分かりました。宮沢空の覚悟は相当なる事が分かりました。ラックルに着いた時に気づいてました。しかし、あと7つの村や街がありグルワール城入れてもン百ン千の距離があるんだかどうするんだ?」
「長旅になるとしてもグルワール城までの距離が長くても街や村、山林に暮らすモンスターの事も知らなくては行けない理由があります。」
「それはなんだ?」
「モンスターカードです。モンスターを全て揃えなければいけないんです。」
「モンスターの本来の住み処に戻すダメにか?」
「いいえ。ガランドウネはかなり強い城と聞きます。モンスターたちの力を借りながらやりあわなければ行けません。」
「何をやり合うんだ?」
「話し合いで解決で済めば良いんですか、戦う事は極力避けたい。」
「アラグーレスは悪いやつじゃないぞ。」
「えっ?」
「本当は植物や生き物を愛する神なんだ。」
「だとしたら、別の人物がいるって事かしら?」
ワイワイしていた空たちは静かになり、空とミランダは呼ばれた人に行きました。
「ミランダ。この方は?」
「リーダーの宮沢空です。私の右腕と言ってくれた友達です。」
「ミランダがこんなにも好いてるなんで初めて見たな。」
「魔女は人として、見ないで道具として見るけど、空お姉さまたちは魔女も人として見てくれる。私たちをちゃんと人として、見てくれる。それってすごく嬉しいことじゃないですか?」
「それは普通な事だけど、地獄の魔女は人に怯えて暮らす事しかできなかった愚かだった。」
「空お姉さまたちはみんなの心に風を吹いて新しい可能性も見いだせるかっこよさも持ち合わせているから私は引かれたの。私が変われたんだから、みんなは、どんなに変わるにも急には無理かもしれないけどゆっくり変わっていけば良い事なんですよ。」
「ミランダ。…ミランダが、生きていてくれただけてもどれくらい嬉しい事やら。」
「泣かないでください。魔法が覚えても正しい使い方使えなければ意味がない。私の道は私自身で生きる要を教えてくれた空お姉さまは人生の先輩かもしれないです。」
「ミランダが…ミランダが…」
「もう泣かなくても良いんですよ。」
「空さんをはじめみなさん。ミランダをよろしくお願いいたします。」
「はい。まかせてください。」
「空お姉さま。あの新技で家を建て直せませんか?」
「やったことがないけど、やって見るかはじめ?」
「はい。」
「何を始めるつもりだい?」
「空お姉さまと一緒に考えていた技の1つなんです。」
「ミランダ。手加減しないと酷い事になるから気をつけていこう。」
「はい。」
空とミランダは向かい合い、手を合わせ、呪文唱え始めました。
「空よ。太陽よ。大地よ。木々たちよ。沢山の木は大樹になりお家になり豊作を願う我らに幸せと祝福もたらさん事を…ミランダソラーレ。」
崩れた家が急に大樹になりあちらこちらに家ができて、食物が大豊作になってました。
「すごい。これが新技なのか。」
「本来は敵の目眩ましだったり、攻撃で考案した作品なんだ。」
「これは完成系で良いのか?」
「まだ試行錯誤の状態で、ちゃんとしたのを作りたいじゃない。ねー。ミランダ。」
「ねー。今の技を作りつつ、みんなで、大きな技を作りたい。」
「ミランダが、嬉しい事を言ってるよ。」
「最終決戦に使える技をいくつかかんがえるのも良いかもしれないな。」
「ミランダは空の右腕。即ちイエス・D・ミランダを副リーダーになるって事は変わりないな。。」
「そうだね。」
「そこで何をごたごだ話してるんだ?」
「みんなで、話したんだけど、ミランダを副リーダーに最適じゃないかって話し。」
「私がですか?」
「うん。空と同じ様に指示も作戦も同じだし空と同じ天才かつ強いから、憧れるんだよね。」
「ミランダはミランダが思うようにやってくれれば良いから、やってみない?」
「私、やってみる。私は人と話す事も行動もした事もあまりないから。私の悪いところは悪いって言ってほしいし、良いところは良いって言ってくれないかな?みんなと一緒に苦楽を共にしたいから。」
「やる気持ちは分かるけど、良い事や悪い事はミランダが、ミランダが、言わなくても良いんだよ。だって、友達・仲間でしょう。ミランダ。」
「みんなは、既にミランダの事を友達・仲間になったのはみんなが集まった時にいや、その時点でなっていたに決まってるじゃない。今も独りぼっちって言うのはもう無しだからね。」
「うん。」
「ミランダはこんなにも沢山の仲間にかこまれてるなんて幸福者だね。」
「皆さんに任せられるね。」
「空をはじめ、みなさん。一晩泊まるところはございますか?」
「決まってません。最悪、野宿になるところです。」
「よろしければ一晩お泊まりくださいな。」
「本当ですか?ありがとうございます。」
「お姉ちゃん。これだけで何が作れない?」
「どれとれ…飲み物と食べ物が作れるよ。」
「本当に?同じ材料とグラムがあるよ。」
「本当に?」
「うん。小豆は洗ってあるよ。」
「ありがとう。嬉しいよ。」
「これから、何を作るんだ?」
「最初におしるこ。」
みんなの目がキラキラしはじめました。
「おしるこだ。」
「お餅だ。」
「極上のおしるこを作ってくれるわ。」
「ミランダ。マジョルクの里の者はこんなにも祭り好きだったの?」
「昔はなかった。初めて見たんですけど。おしることかお餅は他の街とかで召し上がられてるけどここで食べるのは初めてなのかも知れないわ。」
「作った事は?」
「餅を作った事しか無いと思います。」
「こちらの里の人にお餅をお願いして、私たちはおしるこを作るわよ。」
「私たちも手伝う。」
「材料を持って来てもらおうかな。みんなで、手分けしておしるこを作ろう。」
「おう。」
みんなで、おしるこを作り、飲みました。
「おいしい。」
「良かった。」
「おはぎに赤飯におしるこ、ぜんざいに小豆の甘納豆に水羊羹などあるよ。」
「うわー。どれもおいしいし、お茶と合うなんてー。」
「地上はいろんなもの作ってたし、進化は止まらないんだよね。」
「魔法だって進化しないと面白くないじゃない。私はいくつか考えたけど、実際、まだ使った事がないのがあるのよね。」
「近々使う予定は?」
「決めてないわ。」
「考えた技いくつあるんだか。」
「それは数えぎれないほど作ってる事には変わりないね。」
「とんだけ暇なんだよ。」
「それは失礼ですわ。毎日、みんなが喜んでくれる技や、戦い用の技を考えてると言ってくださらないの?」
「ごめんな。そのための勉強、努力をしたんだよな。」
「分かってくれれば良いんですよ。」
「ミランダとかなり話せてちょう嬉しいかも。」
「私も。」
ミランダはみんなとワイワイしていてとても楽しそうでした。
「空さん。」
「はい。」
「ミランダは内気で誰にも関わろうとしない子でした。仲良くなった子しか話をしなかったのがこんなにも明るく楽しそうな姿を見れる時が来るとは。」
「ミランダは優しく強い子なんですか、自分が変われるきっかけが欲しかったのか自分から仲間にしてくださいって言ってきたんです。」
「自分からですか?」
「ええ。自分からです。」
「自分から言ったんだろう?」
「自分が信頼できる人が欲しい、独りぼっちはもう嫌だと言う気持ちからきてると思うんですが、私の息子は昔からミランダと574年以来の友人だったんですよ。」
「空さんに息子がいたんですか?ミランダは574年以来の友人がいたんですか?」
「焦らなくても答えます。私の息子は2人いるんですが、1人はある場所にいるんですが息子は今も待っているんですよね。」
「ある場所ってどこにあるんですか?」
「ブルワール城。みんなに言ってないんだ。」
「ブルワール城って今はミュードルズが呪印の門番してるはずだ。」
「呪印?それはガランドウネの呪印ですか?」
「そうだ。ガランドウネの呪印の事だ。574年間、守り続けていたんだ。」
「だとしたら、ガランドウネの呪印が緩みはじめたせいで、モンスターが姿や住み処が変わっただとしたら、それはそれで厄介なことだわ。」
「どういう事ですかな?」
「この方は地上の子だよ。ちゃんとした話し合いの場を用意をした方が良いよ。」
「カトレアもしゃべるんだね。」
「驚かないのね。驚かない方がビックリだわ。」
「しゃべるモンスターは沢山相手してるから驚く事は無いんです。」
「それはそれで話が早くて助かるよ。」
「空さんと2人で話をしたいんだか、よろしいですかな?」
「はい。」
空と長が歩き出すとミランダたちが気づき声を掛けました。
「2人でどこに行くの?」
「長と2人で重要な話しをしに行くだけだよ。それだけだよ。」
「私たちも聞く権利はありますよね?聞かせてください。」
「それはダメだ。」
「何でですか?」
「難しい話をしたところで着いてこれるのかしら?」
「それは…」
「それを言われると困るでしょう。それに手にしたい情報も有るから。ここで待っててね。」
「分かった。」
2人は長の家で囲炉裏を囲み、お茶をいただきながら話を始めました。
「さてと。さっき話だか、ガランドウネの呪印が緩みはじめたせいで、モンスターが姿や住み処が変わった。それはどういゆう事だ?」
「その地域・場所にしか住まないモンスターが変わりすぎて人に襲う事が多発してます。モンスターとガランドウネの関係は別と考えてましたがガランドウネの主アラグーレスは自然生き物の神様だと言う事は生き物即ちモンスターと自然を変われば、こんな状態になっているのです。。」
「クトリアンとバラドアンはここの住み処ではなかったのか?」
「はい。バラドアンは山付近に暮らすモンスターにたいしクトリアンは崖近くの林に暮らすモンスターなんです。」
「しかし、我らと共に暮らしておったのだ?」
「クトリアンのテレバシーに近い電波似たものを発してこんな事をしたのでしょう。モンスターは人語をしゃべるだけではなく、電波や合体して襲うモンスターもいるんです。ミランダは天才でかつ、そう言う操る電波を受けないように工夫をしているんでしょう。」
「今回はミランダに助けられたな。」
「ミランダなりに多少の経験をしているから指示も作戦も的確に出せるンだと思うんですけどね。ミランダにいろいろと感謝してもしきれないほどやってくれてます。みんなのアイドル・人気者でいて欲しいですね。」
「そうか。ガランドウネは緩んでおるなら、全てお主らに頼むとするかのう。」
「ありがとうございます。」
「しかし、ガランドウネ及びアラグーレスをどうするつもりじゃ?」
「もう1度、呪印するのは難しいので小さく古城と異空間をそのまま出し、怒りを静めてから考えようと思ったからおります。」
「そうか。刻印の意味は分かるかのう。」
「アラグーレスの怒りで我を忘れた時に魔方陣の発動をさせ、怒りを静める鍵だと言うのは分かってます。」
「それを使うと副作用が起きるのは知ってるか?」
「知ってます。私になるように計算をしてます。」
「覚悟はあるのかな。」
「そうなってしまった場合みんなは、泣いてくれる事は分かってます。しかし、抜け道(助かる方法)あるのは知ってますか、それを最後まで秘密していきます。」
「なぜじゃ?」
「躊躇されると効果が無くなる困るんですよね。」
「それで良いのかね?」
「何がですか?」
「自分はそうなる事はそうとう辛いはずだけどな。」
「奇跡を信じてますから。努力をした人にご褒美をくださりますので。」
「分かりました。宮沢空の覚悟は相当なる事が分かりました。ラックルに着いた時に気づいてました。しかし、あと7つの村や街がありグルワール城入れてもン百ン千の距離があるんだかどうするんだ?」
「長旅になるとしてもグルワール城までの距離が長くても街や村、山林に暮らすモンスターの事も知らなくては行けない理由があります。」
「それはなんだ?」
「モンスターカードです。モンスターを全て揃えなければいけないんです。」
「モンスターの本来の住み処に戻すダメにか?」
「いいえ。ガランドウネはかなり強い城と聞きます。モンスターたちの力を借りながらやりあわなければ行けません。」
「何をやり合うんだ?」
「話し合いで解決で済めば良いんですか、戦う事は極力避けたい。」
「アラグーレスは悪いやつじゃないぞ。」
「えっ?」
「本当は植物や生き物を愛する神なんだ。」
「だとしたら、別の人物がいるって事かしら?」