ある日の出来事
「そうなる。仙人が書いた書物だ。この書物にある人物の名が書かれておる。」
「ある人物の名…ですか?」
「ああ。『マドログスタージャャ』だよ。彼女は、かなり厄介だ。」
「マドログ…スタージャ…ですか?」
「ああ。マドログスタージャは本当の姿を見た人はおらん。しかし、世界を我が手にしようっしておるのは確かだ。」
「確かマドログスタージャは神様の師匠にあたる仙人が作られ、捨てられた女王様と記載されている。」
「そこなんじゃ。捨てられた事に恨みと怒りで我を忘れてるんだろうな。今の話を聞いて空さんはどう感じた?どう考える?」
「私は思いっきり勘違いをしてました。アラグーレスは良い神様なのにやすやすと敵あつかいしてました。マドログスタージャは本当は何の神様の?」
「戦士の女神なんだ。」
「アテナかアレスに当たるわね。」
「そうなんだよな。彼女の居場所を作ってあければ良いんじゃないか?」
「簡単そうで難しいですか、そこが課題なんだよね。」
「そこをなんとか。」
「分かりました。マドログスタージャの居場所を作れるように手を尽くします。」
「空は仙人の書物を集めてるおるのか?」
「はい。仙人の書物をちゃんと集め、保管をした方が良いとの判断で、集めながら、戦いをしてます。」
「そうですか。では空さんは大事にしてくれるから、本は差し上げます。ミランダをよろしくお願いします。」
「お預かりします。」
ミランダたちが急に入っていきました。
「ちょっと私を嫁に着かせるような発言は何よ。」
「話の内容を全て聞かせてもらったがその女性の居場所はどうするんだ?」
「聞いたばっかりだが、居場所を考えたがみんなと初めて会ったみたいになれば良いと考えはじめていたが。みんなの意見を聞かせてくれないかしら?」
「聞きながら考えていたが思いつかない。」
「最終目的地まで時間も距離もあるから最善策を練っていきましょう。」
「はい。」
「ミランダ。」
「何でしょうか?」
「ミランダは優しさと強さは変わらずに帰って来てくれたうえに里を救ってくれて感謝をします。ありがとう。」
「えっ。ちょっ…あの…その…。」
「ミランダが困惑してるわ。」
「だって、空お姉さま初めて言われたんだもん。困惑するに決まってるじゃない。恥ずかしいし。」
「ミランダ。空さんに向かってなんで言ってるんだい?」
「長よ。ミランダはこれくらいの発言くらいの事は大目に見てもよろしいんじゃないでしょうか?私たちの友人・仲間といる時はこれが日常ですし。」
「しかし、ミランダは人と関わらなかった分いろいろと心配なのです。」
「心配はしなくて大丈夫ですよ。私の右腕。即ち副リーダーを任せるくらい凄腕。ミランダなりにがんばってるんですよ。」
「ミランダが副リーダーですか?」
「はい。副リーダーです。」
「嘘ですよね?ミランダがあの…暗いミランダが副リーダーなんで。」
「里に馴染めなかった私にとって、今のチームが私の家族であり帰る場所なんだって思えるくらい私を大切にしてくれるの。」
「ミランダの家は?」
「空お姉さまと一緒に暮らしてるんだよね。独り暮らしは辛すぎちゃって。」
「家族がいる家に居候を…。」
「それはひどくありませんか?空お姉さまが『私のお家、お部屋に暮らさない』って言って下さったのにそれを棒を降るような事はできませんし、空お姉さまが私を心配をなさってくださる事はありかだいんですよ。空お姉さまが誘ってくださらなければ消える運命でしたし。それを助けてくれた空お姉さまに着いていきます。空お姉さま。」
「心から尊敬できる人がいてとんたけ私らはミランダにたいして酷い事をしてしまった。」
「もう良いですよ。この里にくれなかったものが空お姉さまたちから大きくて沢山の物を私に与えてくれた。今度は私から帰す事もできないほどの品物ばっかり。みんなは当たり前だと思うけど、私は違った。」
「それはなんだ?」
「気持ちです。空お姉さまたちは友情愛、家族愛、兄弟・姉妹愛はあるのに里のみんなは、それを感じない。争い事ばっかり。そのせいで力を増幅の増幅も中途半端だし、魔女の呪文、魔方陣も大切にしてないのが今日帰って来て分かりました。」
「ミランダは実際どうなの?」
「空お姉さま。」
「はぁー。マジョルクの里1番強い人とミランダの1本勝負でお互い気か済むなら良いんですか。」
「リーダーさん。ここの最強は四天王と言われてる4人衆とチャンピオンの5人いるわよ。ミランダの1本勝負はどうされるつもりですの?」
「ミランダと5人衆は1対1の1本勝負ででよろしいかしら?」
「面白い提案じゃない。ミランダはそれでよろしいかしら?」
「それじゃつまらないわ。お互いハンデを着けましょうよ。」
「ミランダ。」
「空お姉さま良いじゃないですか。今日くらい。」
「はぁ。マジョルクの里の掟、流でやる決まりなの分かりますがミランダの不利な事が言われたら、困るじゃない。」
「リーダーさん。大丈夫ですよ。私たちが提示するのはその力技を教えて貰いたいわ。」
「そうそう。いじめもないし。」
「マジョルク四天王とチャンピオンはここの守りのシールドを張ってるんだけどモンスターがちょこちょこと入ってくるから困ってるしね。」
「ミランダはある?」
「組手を楽しませてもらえれば良いかなと。」
「あら。私たちも楽しませてくださるの?私たちも楽しませてあげるわ。」
「審判を空お姉さまにお願い良いかな?」
「リーダーは魔法はかかっても知らないわよ。」
「空お姉さまは魔法はできるから大丈夫だよね?」
「良いですよ。魔法の審判させてもらいます。」
「早く始めましょう。みんながもう集まってるわよ。」
「えっ?早い。」
「ミランダの強さがどんなものが確認したいじゃない。だって、574年の間村に居なかったんだし、あんなリーダー含めて皆との息もぴったりだから、とんな成長、戦いをしてきたのが気になるじゃない。」
「私が審判するんだから、それなりの危険と判断と考えたらすぐに止めるからね。分かった?そちら5人もよ。」
「分かりました。」
「空。止めなくて良いの?」
「今さら止めようにもみんながもう盛り上がってる状態だし。止めようにもできないわよ。」
「そうじゃ。マジョルクの里の掟は手荒い歓迎だと考えていただきたい。」
「ミランダが心配だわ。」
「私が近くで見張ってるから大丈夫だよ。」
「お願いね。空。」
「Ok。」
ミランダは四天王を次々と倒していきチャンピオンと戦いが始まりました。
「4人の戦いを見て気ついたんだけど、そのステッキとブローチはミランダのではないわね。ミランダのステッキはどうしたのかしら?」
「元のステッキは壊れたわ。使えないはどに。空お姉さまが壊れたステッキと木と三珠を使って新たなステッキを甦らせてくれたの。私の大切にステッキから生まれたのがこのブローチなの。ステッキもブローチも元々は1本のステッキに木と三珠が生まれた姿ステッキだって、ここで終わりたくない。諦めたくないって初めて言われた気がするの。空お姉さまと一緒に生まれ変わらせてくれたのよ。共に戦う、共に生きるって決めたんだ。」
ステッキとブローチが光だしはじめました。
「ミランダ。本来の姿になる事ダメだと言ってるじゃない。」
「あら。いけない。空お姉さまごめんなさい。力を押さえられないかも。」
「本来の姿?それはどういうの?」
「本来の姿を許可をするわ。それを使って戦うのは基本的に禁止だからね。分かった?」
「はーい。…っん。」
ミランダは力を緩めるとステッキとブローチが光だしと思いきやミランダの姿が変わりました。
ミランダの服装がフリフリのミニスカに袖のない服でフリフリが着いたアームカバー、黒のブーツ。
その回りに小さく沢山の剣と水晶が1つ浮遊していて、左手に長いステッキを持ってました。
「ミランダ。その姿は?」
「私と空お姉さまが考えた姿なの。」
「なぜその姿になってるの?」
「えっえーと…。」
「リーダーさん。ミランダがこの姿の理由が分かってないけど大丈夫なの?」
「あれほど話して、決めたのに…。」
「空お姉さま。私がこの姿になっちゃダメな理由はなんでてしたっけ?」
「全ての許容範囲って決まってるんだけど。ミランダの許容範囲は平均的な許容範囲をかなり越えているダメに私が注意をしていた理由でありミランダ自信が道具・武器になりかけない。私がミランダの力を道具・武器にされる事たけは避けたかったんだ。」
「確かに力も桁違いに強い。手を抜いていたわけ?四天王たちも本気でやっていたのに。」
「私がみんなを怪我をさせないダメに本気を出さない、怪我をさせない程度かち、一本勝負でがまんしてもらうつもりでした。チャンピオンさん。一本勝負でどれくらいの強さが体験なさってはいかがでしょうか?」
「貴重な体験ですわね。面白いじゃない。世界を救うおうとするならば私にその決意・実力を私やみんなに見せつけなさい。」
「そ、空お姉さま…。ど、どうしましょう?」
「1度、戦いを引き受けた身です。最後までやりきりなさい。」
「分かりました。私やります。空お姉さま。始めてください。」
「定置に着いてください。…でははじめ。」
声をかけると激しい戦いを始まり10分近くやりあいました。
「すごい。こんなにも強いなんて。ビックリだわ。」
「手の内を調べ合うの止めましょう。」
「そうね。本気を出しますか。」
「えっ。あれで本気じゃなかったの?だとしたら、ヤバい。」
「2人共。ほとほとしなさい。」
「分かってます。本気とはいえ最後の一発にしましょうか?」
「そうね。楽しかった時間が愛しく終わるのは嫌ですか、今度はちゃんとしたステージで戦いをしましょうか?」
「それも本気でやりあえるステージで。」
「同じ事を考えていた。ふふふ。昔の私たちもこんな仲良い友人なれたらと思うと辛いわ。」
「そうね。内気で勉強しか取り柄しかない私も友達が欲しかったかもしれない。この戦いが終わったら、友達になりません?」
「でも明日の朝旅に出ちゃうでしょう?」
「どんなに離れていても友達だもん。拳を交じれてた事で分かったの。友人になれるかもし。」
「そうね。ミランダミランダが心が広い事に感謝をします。では最後の一発行くわよ。」
「ええ。」
一瞬で交差したとだんにものすごい風が吹いた後、2人は背を向いたまましばらくして、チャンピオンが倒れました。
その瞬間に拍手が起きました。
「勝負あり勝者ミランダ。6人とも気がすみましたか?」
「いやー。空お姉さまの優しさと強さはかないませんわー。」
「空さんは強いのかい?」
「ええ。剣だけど誰にも負けないくらい強いの。私も手合わせをしても勝てないの。」
「ミランダ。余計な事を言わない。」
「成る程。ミランダが惚れるわけだね。空さん。ミランダをよろしくお願いしますね。」
「わかりました。ミランダ。いつまでその姿でいるの?」
「ごめんなさーい。」
ミランダは普段見慣れた姿になりました。
「ミランダはすごく嬉しそうって言うかイキイキしてるわね。」
「そうかな?空お姉さまに出会ってから変われた気がするの。空お姉さまはみんなに慕われていて、みんなの事をよく見ているから的確な指示も作戦も理解をするから憧れちゃうんだよね。」
「モデル並みに綺麗じゃない?うらやましいくらいに。」
「誉めてもなにも出ませんし。夕食を作りに行くわよ。ミランダ。」
「はーい。って待ってくださーい。私の分が無くなるのは嫌だ〜。」
「ついでおいで。」
「うん。」
「おーい。みんなー。泊まるところを確認してから、夕食にしましょうー。」
「よっしゃー。待ってましたー。ミランダは今日くらい休んだらどうなんだ?」
< 17 / 22 >

この作品をシェア

pagetop