すきだから
どうしたらいいものか・・・
「だからさ、私当分誰とも付き合う気ないんだ。だからアンタの気持ちに応える事は出来ないよ」
と言いながらも、私達は一緒に帰っている。
別に一緒に帰るつもりなんてなかったんだけど、千歳が無理やり付いてきたって感じだ。
家の方向は全く逆らしいが、なぜか千歳は私に付いてくる。
家の近くまで送らせて欲しい、んだそうだ。
申し訳ないし、一緒に帰った事でまた色々と千歳親衛隊に何か言われるのが嫌で断ったけど、千歳は頑として曲げなかった。
仕方がないのでそこは折れる事にした。
けれどあの時の返事をちゃんとしてなかっ
たから、この場を利用して彼氏候補の件を断っているんだけれど、千歳はその件に関しても了承をしてはくれなかった。
「そりゃあ別れたばっかりだから今は考えられないよね。だから、ゆっくりでいいよ。付き合うのはもう少し先でもいい」
「い、いやそういう事じゃなくて、私アンタの事好きじゃないし」
「うん。でも今すぐ付き合ってなんて言った訳じゃないし、これからどうなるかなんてわかんないでしょ?落ち着いたら俺の事考えてくれたらいい。今急いで答えを出す必要なんてないよ」
・・・話を聞いてないのかコイツは。
いくら話しても平行線を辿りそうなので、私から話すのを止めた。
と言いながらも、私達は一緒に帰っている。
別に一緒に帰るつもりなんてなかったんだけど、千歳が無理やり付いてきたって感じだ。
家の方向は全く逆らしいが、なぜか千歳は私に付いてくる。
家の近くまで送らせて欲しい、んだそうだ。
申し訳ないし、一緒に帰った事でまた色々と千歳親衛隊に何か言われるのが嫌で断ったけど、千歳は頑として曲げなかった。
仕方がないのでそこは折れる事にした。
けれどあの時の返事をちゃんとしてなかっ
たから、この場を利用して彼氏候補の件を断っているんだけれど、千歳はその件に関しても了承をしてはくれなかった。
「そりゃあ別れたばっかりだから今は考えられないよね。だから、ゆっくりでいいよ。付き合うのはもう少し先でもいい」
「い、いやそういう事じゃなくて、私アンタの事好きじゃないし」
「うん。でも今すぐ付き合ってなんて言った訳じゃないし、これからどうなるかなんてわかんないでしょ?落ち着いたら俺の事考えてくれたらいい。今急いで答えを出す必要なんてないよ」
・・・話を聞いてないのかコイツは。
いくら話しても平行線を辿りそうなので、私から話すのを止めた。