すきだから
――――でも、いつからだろう?
1年の中頃から、毎日一緒に帰らなくなり遊ぶ事もあまりなくなって。
甘い言葉が返ってきたメールだって、そっけない返事で終わるようになっていた。
高校生だから、部活だって忙しいし、勉強も難しいし。
人数だって中学校よりも多いから、交友関係が広がって当たり前。
新しい友達が沢山できて、私に構うよりももっと楽しい事が出来たんだろうって。
自分も少し同じ気持ちがあったから、それは仕方のない事だって思っていた。
でも、いずれは元に戻るだろう、また私に構ってくれるようになる。
なんて簡単に考えていたんだけど。
最近になって、メールも、会う事も、話す事も、もうほとんどなくなった時に。
なんとなくもうダメなのかも、って思うようになった。
ずっと、その事が頭の中でぐるぐるしていた。
雄太の事は好き。
だから自分から言う事が出来なかった。
毎日、いつ言われるのか少し怯えながら。
それでも言われた時の身の引き方を考えつつ。
そして今日に至る。
1年の中頃から、毎日一緒に帰らなくなり遊ぶ事もあまりなくなって。
甘い言葉が返ってきたメールだって、そっけない返事で終わるようになっていた。
高校生だから、部活だって忙しいし、勉強も難しいし。
人数だって中学校よりも多いから、交友関係が広がって当たり前。
新しい友達が沢山できて、私に構うよりももっと楽しい事が出来たんだろうって。
自分も少し同じ気持ちがあったから、それは仕方のない事だって思っていた。
でも、いずれは元に戻るだろう、また私に構ってくれるようになる。
なんて簡単に考えていたんだけど。
最近になって、メールも、会う事も、話す事も、もうほとんどなくなった時に。
なんとなくもうダメなのかも、って思うようになった。
ずっと、その事が頭の中でぐるぐるしていた。
雄太の事は好き。
だから自分から言う事が出来なかった。
毎日、いつ言われるのか少し怯えながら。
それでも言われた時の身の引き方を考えつつ。
そして今日に至る。