すきだから
「・・・・なに?」
入口に向かうと、恐る恐る雄太に声を掛けた。
目の前の雄太は怒ったような厳しい表情をしていた。
「ちょっと、話がある」
「・・・私は話す事なんてないけど?」
「お前はなくても、俺はある」
そう言うと、乱暴に私の手を引っ張った。
咄嗟に掴まれた手を引っ込めようとするけれど、力が強くて離れる事が出来ない。
「やめっ・・・!」
「いいから来いよ!!」
「ちょっと雄太なにやってんの!?」
只事ではないと気付いた陽菜は、雄太にそう叫び間に入ろうとする。
「うるせえ!部外者は黙ってろ!!」
が、雄太は怒鳴るように陽菜に言い、陽菜はその怒声に思わず身体を強張らせた。
動けず立ち尽くす陽菜を横目に、雄太は強引に私の手を引いてその場から歩き出す。
入口に向かうと、恐る恐る雄太に声を掛けた。
目の前の雄太は怒ったような厳しい表情をしていた。
「ちょっと、話がある」
「・・・私は話す事なんてないけど?」
「お前はなくても、俺はある」
そう言うと、乱暴に私の手を引っ張った。
咄嗟に掴まれた手を引っ込めようとするけれど、力が強くて離れる事が出来ない。
「やめっ・・・!」
「いいから来いよ!!」
「ちょっと雄太なにやってんの!?」
只事ではないと気付いた陽菜は、雄太にそう叫び間に入ろうとする。
「うるせえ!部外者は黙ってろ!!」
が、雄太は怒鳴るように陽菜に言い、陽菜はその怒声に思わず身体を強張らせた。
動けず立ち尽くす陽菜を横目に、雄太は強引に私の手を引いてその場から歩き出す。