どんと びりーぶ
教室に戻るとクラスの奴らが
「長かったな~?なにしてたんだよ?」(^ω^)ニヤニヤ
『は?』
「また、私の初恋が‼、とか言われてた?」
『はぁ、自分がモテないからって人をからかうなよ』
「・・・。」(゚A゚;)
『ドンマイww』(* ̄∇ ̄)ノ
「絶対思ってないよね⁉」( ̄□ ̄;)!!
『うん、もちろん』( ・д・)
「ひどい。ウチのクラスは唯一の女子がこれだもんな~」( ´Д`)=3
『ぶっ殺すぞ』( ^∀^)
「巫くんこわーい」(>_<)
『はっw』(^o^)
そんな会話をクラスの奴らとしながら席に着いた。
「るーい!琉唯琉唯琉唯琉唯!」
「大ニュース!大ニュース!」
『あーそ、おめでと~』
こいつらは双子の宇宙(ソラ)と永久(トワ)うるさい奴らだ。
あと、ほとんどしゃべらないけど双子の後ろに癒羽(ユウ)がいる。
双子は小4から、癒羽は小3からずっと一緒だ。
「何でそんなにリアクションうすいの⁉」
『お前らの大ニュースは全然大じゃない
ニュースかどうかさえあやしいぐらいどうでもいいことばっかだ』
「えー!じゃあ、たとえば?」
『校長と隣のクラスの副担任のヅラが一緒』
「大ニュースじゃない⁉ヅラが一緒だよ!ヅラが!」
『ヅラが一緒とかどうでもよくない?
隣のクラスの副担任ってなんの関係もないじゃん』
「....」
『他には、隣のクラスの学級委員がコンタクトだったとか』
「えー!だって学級委員といえばメガネでしょ?」
『なにその偏見
俺も一応そうだけどメガネじゃねーし』
「だって琉唯、目いいじゃん」
『てか、隣のクラスネタ多すぎ
どんだけ隣のクラス好きなんだよ』
「.....」
「でっ、でも、今回は本当に大ニュースだよ.....!」
「う、うん!な、なー?癒羽?」
「うん、今回....本当...大ニュース」
『癒羽が言うなら本当か?』
「なんで癒羽は信じて僕らは信じてくれないの⁉」
『なんとなく』
「ひどっ」
『で?』
「え?」
『大ニュースなんだろ?』
「う、うん!え~とね~
転校生来るって‼転校生‼」
『へ~、隣のクラスに?』
「違うよ!うちのクラスだよ!」
「でねでね、その転校生っていうのが....」
「「「那祇(ナギ)なんだよ」」」
は?今なんてった?那祇?
『ふざけんな、これ以上俺の人生滅茶苦茶にすんなよ』(ぼそっ)