★MyHomeの秘密★♪
8HOME♪大大ピンチ、やってきました〜!!
『もしもし』
『友利亜ぁぁぁあっ!!!』
『どっ、どうしたのよっ!?』
コールを何度か経て、やっと出た友利亜にあたしは泣き付くように電話越しに縋り付いた。
―――――――――――………………………
『あたし、やっぱどっかおかしいのかなぁ?』
『……あのさ、』
『…うん?』
何分間も相槌だけ打って話を聞かされたせいか、少し疲れた気味の声のトーンに聞こえる。
『あんたの話聞いてると、一つの結果論に辿り着くんだけど…』
『何〜?』
友利亜に反比例して、あたしはほとんど元気になった。
『…あんたさ、
お兄様のこと……
……好きなんじゃない?』