★ＭyＨomeの秘密★♪
・・・・・は？
『ご、ごめんっ友利亜、もう一回！』
『だーかーらっ！
あんたはお兄様のことが…』
『うわぁぁぁぁぁあ!!!!!』
ケータイ越しを飛び越え、部屋中に自分の声が響き渡った。
『うっさいわよっ！！ちゃんと聞こえてんじゃないっ』
あたしは精神的ショックで黙り込む。
『あんた、相当馬鹿ね。
でもやっぱりそうよね。あんなカッコイイ人が傍にいて、好きにならないはずないわよね〜』
友利亜ののん気な声がケータイから聞こえてくる。
『違うっ！絶対違うっ!!』
『なんでよ〜。絶対そうよ』
そんなことはありえんっ！
