★MyHomeの秘密★♪
「…ぶぅ……だって気になるじゃあーん!! 雛のぉ、彼氏かもしれないしー」
単なる興味本位だけども。
そんな話は雛から聞いたことがないから。
まあ…変な奴だったら、許さないけどね。あたしが。
「はっ!?まぢっ!?」
「そうなの!今見たんだからっ」
驚いた顔をして、食いついてきた勇紀。
その瞬間、砂糖たくさんのあまーい紅茶が少し零れた。
窓に目を向けるともういない。
ハッ!
こんなことしてる場合じゃないや!早く追わなくては!!
勝手に相手を見定めるのよ!