★MyHomeの秘密★♪
「あっ、そうだ!!」
友利亜に聞いてみよう!
そんでアドバイスをもらおっ!
そう思ってケータイを取る。そしてアドレス帳から友利亜の名前を探し当て、ボタンを押そうとしたとき…
「夕飯よーーー!!」
というお母さんの声が聞こえたから、仕方なくケータイを閉じた。
自分の部屋から下へ降りていくと、眉間にシワを寄せた。
テーブルの上はなにやら豪華に食材が並べてあった。
なんか大きなチキンがあったり、サラダが凝っていたりだとか…とにかくいつもの食卓風景とは違っていた。
「…何これ……今日、誰かの誕生日だっけ?」
1番ウキウキなお母さんに問い掛ける。
「…うふふ♪これ、全部お母さんが作ったのよ!
誰かの誕生日ではないけど、大切な日なのよ〜ん!!」