★MyHomeの秘密★♪
もう諦めたように俯いていた勇紀が顔をあげた。
眉を寄せて、どういうことだよ?って目で聞いてくる。
「……だから、これからそういう風に見るようにしてみるから……」
あたしは一呼吸する為に、一拍おいて。
「……3日間、返事待ってくれない…?」
そういった。
3日間、その期間にとくに意味はない。
ただ…一週間じゃ待たせすぎだなって思ったから。
「…分かった…っ…」
勇紀はホッとしたような、そんな顔をしていた。
その顔に、何故かこっちまでホッとする。
今日から…勇紀のことをそうみれるよう、頑張ってみよう。
勇紀には、ちゃんとした答えを出したい。
よくわからない、とか
そんな曖昧じゃ駄目なんだ。
はっきりとした答えを言いたい。