★MyHomeの秘密★♪
15HOME♪幸せは自分の気持ちが決める!!
ついにモテ期到来の予感…?
なんて考えている余裕は、今のたった1秒しかない。
「友利亜ぁー!」
パンク寸前になったあたしが助けを求める場所はやっぱり…友利亜様。
今日はどうした…って顔で、登校したての友利亜はうんざりそうだった。
昨日あった一通りの事を友利亜に話した。
失恋も告白も。
驚くかと思ったけど、その時の友利亜の顔は案外あっさりしていた。
「…驚かないの……?」
「…いや、だってそれ、自然な流れでしょう…。勇紀はあんたのこと、好きなんだから…」
告白されるのは自然の流れ…?
そうなのっ!?
あたしはまた頭を抱える。
「栞はどうなの?
嬉しかったりしたわけ?」
「…まあ、それなりに…はい。」
そう答えるとため息をつかれた。