★MyHomeの秘密★♪
勇紀はいつもと変わらない顔をして、笑った。
廊下じゃ難なので、あたしは部屋にお邪魔する。
2人とも、床に座って向かい合う。
勇紀は胡座をかいて、あたしは制服なので正座をしてみた。
なんか…この空気気まずいんですけどー…。
だって勇紀無言のまま、こっち見てるんだもん!!
い、言い出しにくい……。
すぅー!っともう一度深呼吸をした。
「あ、あのね!!
…その、返事なんだけど……」
「…ん」
勇紀はなんだかわかっていた、ような顔をした。
「…ごめん、無理だよ。……あたしはやっぱりね…、」
「…そんなに凌兄が好き?」
そう聞かれて、戸惑いながらも頷いた。
「あーあー…!」
そう嘆いて、後ろのベットへ頭を倒した。