★MyHomeの秘密★♪




「ご、ごめんっ。まったく覚えてない…!」




――でもそうだ。

あたしが中学生の時位かな?
凌兄とあんまり話さなくなった時期があった気がする…。



「きっと、お前には当たり前すぎて覚えてないんだよ」


勇紀は胡座を組み直して、膝に肘を立てる。



あわわわ…っ


「ご、ごめっ」

「勇紀もうやめなよ。聞いてて、見苦しいだけだよ」


突然声が入って来て、ドアをみるといつのまにか冬兎がいた。



『冬兎ー!?』

あたし達は二人してハモりながら驚き、冬兎を見た。



「お前いつから居たんだよ!?」

勇紀の問い掛けに、あたしもウンウンと頷く。



「えーと…そんなに凌兄が好き?ぐらいからかなぁ?」


結構前じゃん!!Σ(ロ゚ ノ)ノ



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