★MyHomeの秘密★♪



「なんだあいつ?つか、なんだよ?」


あーあ。あの優しさがわかんないんてまったくあんたはっ!



「今日!朝練出れなかったでしょ?そんで大丈夫だったのか聞きにきただけっ!」


まぁ、けどもう……、

「…でも梓くんに聞いたら、別に何も言ってなかったってさ。良かったねっ!」


勇紀は「ああ!」と笑顔で言ってた。




「まぁ、でも放課後は追加メニューだなあ」

「えっ?なんで?」


やっぱり裏で怒られてた?



「みんなに遅れんの悔しいからさ〜!たとえ30分でもなっ!」


ニカッと最高の笑顔をした。
サッカーの話をするときの勇紀の顔はいつも生き生きしてる。
好きなんだって、よくわかる。

サッカーのことになると、すごい努力家。
こういうときは、ちょっと尊敬する。

勇紀がなにげに人気あるらしいのは、こういうところなのかな。



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