★MyHomeの秘密★♪




顔がポーッと熱くなる。
さっきの友利亜状態だ。


あたし、自惚れ…?



「……ま、前にっ!…凌兄が学校まで送ってくれたときに見てたらしくて、凌兄…うちの学校の子達からモテてるから……っていうか、勇紀も冬兎もらしいんだけどっ!!……だから…凌兄見られたら…た、大変なのっ……凌兄のこと、いろいろ…聞かれ、たりとか……勇紀とか冬兎もだけどっ!!」




嬉しくてついいっちゃったけど…やっぱり素直じゃないね。馬鹿だよ、あたし。


そっぽ向いてないと絶対喋れない。それくらい恥ずかしい。


あたしの顔、きっと絶対、真っ赤。




「…そんで、離れた所で止めてって言ってたわけ?」



コクリ、と頷く。



凌兄はふーん…って呟いてからなんか考えているようだった。


窓を向いてるからわかんないけど…多分。間があいてたから。



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