★MyHomeの秘密★♪




「喉渇いた〜」


あれからずっと自分の部屋に閉じこもって、

お風呂も凌兄に会わないように、窺いながら入った。


いつもお風呂から出たら水分取るのに、取らなかったし。

この時間じゃ、みんな寝てるよねー…。




リビングに行って台所の水道の水を注ぐ。

めんどくさいから、これでいいや…。



ぐびぐび喉に流し込んだら、すっきりした。


もう一杯〜!!



「栞…?」


コップを口につけた瞬間、反射的に手の動きが止まった。



恐る恐る窺うと、




「…凌兄……」


やっぱり凌兄だった。




なんで?
凌兄が来たんだろう。


運、悪すぎだよ…。




< 497 / 587 >

この作品をシェア

pagetop