★MyHomeの秘密★♪
「…だってさっき凌兄、認めたじゃん!!結婚の約束したって!!」
「あぁ、言ったな」
「ほらっ!!嘘じゃないじゃん!!」
「…お前の馬鹿は相当だな」
はぃぃい!?
確かにね!
確かに凌兄に比べればね!
でもあくまでも普通ですから!!
…いや、平均より若干?下だけども…!!
「……お前、だよ」
ピタッ。
頭の中で一人劇場をしていたあたしの動きが止まる。
「へ?あたし?」
まったく身に覚えがないんですけど…。
あッ!幼稚園の時の将来の夢!!
もしかして…それに関係あったり?
「やっぱり覚えてねぇみたいだな」
コクコクと頭を縦に振る。
いや、だってそんなこと本当に知らなかったし。
「…ま、たいしたことない子供のごっこみてぇなもんだけど」
大切な事をあたしだけ忘れてたらちょっと罪悪感があるけど、
そう言ってくれて、なんとなく助かった〜!とか思った。
「……再現、してやろうか?」